チャットレディの税金&確定申告ガイド

経費にはグレーゾーンがある

確定申告のキモ、経費についてお話する前に、大事なことを再三にわたってお伝えします。経費にはグレーゾーンが存在します。控除と同じく、経費があるほど税金は安くなりますが、経費のパターンは控除よりもずっとケース・バイ・ケース。確定申告に慣れていない人は、まずどこまでを経費にしていいのかがわかりません。「これは経費になりますか?」という質問が一番多いです。もちろんアドバイスはしますが、最後にはこう言います。「最後は、あなたが決めることです。」この本の一番はじめに、申告納税制度についてお話しました。経費とは、あなたが仕事に使ったお金のこと。どこまでが必要経費だったのか、について一番よくしっているのはあなた。あなたはどこまで経費にするべきなのか、判断しなければいけません。そして、ほとんどの場合、あなたの判断と税務署の判断は一致しません。よくあるのが、「洋服代は経費にしてもいいんですか?」という質問。税法上、洋服を経費にすることは原則として認められていません。しかしこれもタテマエの話。TシャツとGパンだけで一年中仕事ができる人はいないでしょう?たとえば、仕事で着るスーツを年間5着買ったとします。ある税務署では5着全部認めてくれたけれど、ある税務署では一着だけしか認めてくれない。所轄の税務署によっても判断は異なります。最後はあなたと税務署員の勝負になります。もしスーツ5着をすべて経費と認めてもらいたければ、あなたは税務官に「なぜそのスーツが5着なければ仕事ができないのか」を主張しなければいけません。これからは、なにかを購入したら必ず「これは経費になるか?なる理由は?」と考えるクセをつけましょう。