チャットレディの税金&確定申告ガイド

消耗品費について

「消耗品費(しょうもうひんひ)」は、減ってなくなってしまうもの。小さいものは消しゴム一個から、大きいものはノートパソコンまで、「10万円未満」であれば消耗品(すぐ減るもの)とみなされます。コレが10万円を超えると、「消耗品」グループから家や車と同じ「資産(なかなか減らない、というか実質ほとんど減らない)」グループに入ってしまいます。「減価償却費(げんかしょうきゃくひ)」といって、何年かにわたって少しずつ経費にしていくという方法になるのです。それを逆手にとった経費計上のコツが一つ。たとえば、パソコン本体が6万円、ディスプレイが5万円だったとします。通常は、合計11万円なので減価償却して3年ごとに計上。ただし10万円未満は消耗品として計上できる、ということは、領収書を10万円以内でもらえば、どちらも1年で計上できるということです。レジで「領収書を別にしてください」と言えば、どちらもその時に計上できます。ただ、税務署によってはたとえ領収書が別であっても二つまとめて計上しなさいと指導されることもあります。・・・残念!としか言いようがありませんが。「10万円以下は消耗品」という基準は考えてみると不思議です。机やパソコンなどの実際に減るものじゃなくても9万9999円までは消耗品。10万円以上なら減価償却費。こんなふうに分けちゃっていいのでしょうか。帳簿の世界では「なるべく正確に記録してほしいけど、度をすぎるのはあんまりよくないよね」という考え方をします。実際一つの消しゴムを一年以上使う人がいた場合にでも、消しゴム一個にまで減った分を計算して年ごとに計上するなんてことは、しないのです。これと同じく、帳簿はできるだけ正確につけるのが望ましいのだけど、抜くところは抜いていい。あまり重要でないことに関しては、簡単なやり方で帳簿をつけてもいいことになっているということをこの消耗品を例に説明することができます。